子育てプログラム
CRC子育てプログラム DoReMi(どれみ)
「CRC 子育てプログラム DoReMi(どれみ)」は、子育てに困難さを抱える保護者を対象とした子育てプログラムです。子どものアタッチメント欲求への理解を深めるために作成されています。このプログラムの主な対象は、一時保護等から家庭復帰の予定がある、或いはすでに家庭復帰をした子どもの保護者の方々です。(児童相談所からの委託を受け、実施しています)
子どもが家庭復帰した後は、親子共にさまざまな葛藤が起こり、保護者は再び困難を抱えることになります。
子どもの行動や欲求について保護者とともに考え、子どもの成長発達を支える養育者の役割について学びます。(子どもの年齢は問いません)
Do どだいづくりの
Re れんしゅうは
Mi みることから…
プログラムの概要
<概要>
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人数:3~4名の保護者グループ
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回数:3回(概ね2週間に1回) ※左記に加えて個別の事前説明と事後面接あり
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時間:1回2時間程度
<プログラム>
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個別事前説明:
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CRCからプログラムの説明
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子どもに関するインタビュー
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テーマ1【子どもの行動・ 欲求(ニーズ)を知る】
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テーマ2【子どもの「安心感」を支える「親の役割」を知る】
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テーマ3【「子どもと自分の安心感」を守るために】
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個別事後面談
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プログラムの振り返り
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「安心感の輪」子育てプログラム(COS-P)
<概要>
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対象者:養育者(子どもの保護者及び施設職員等代替養育者)
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形式:個別または、グループで実施
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回数:8回
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時間:1回2時間程度
<プログラム>
「安心感の輪」子育てプログラム(The Circle of Security Parenting Program)は、Cooper, Hoffman, & Powellにより開発された子育てプログラムです。http://circleofsecurity.jp/index.html
心理教育と親子の映像のDVDを視聴しながら、養育者と内省的な対話を行います。全8回の内容で、前半は「安心感の輪」についての心理教育と行動観察を中心にし、子どもの欲求への気づきを高めます。後半は養育者自身の課題へと目を向けます。
※CRCでは、行政機関や福祉施設からの依頼で実施しています